瑞穂糧穀は、農産物検査機関として登録しており、毎年秋口になると生産者さんから玄米の検査請求を受け、玄米の検査を行っています。
もちろん検査するのはきちんと国の定めに則った研修を受けた検査員が行いますが、本日はその検査員を対象とした技能確認会が開催されました。
検査員の技術の維持・向上のために検査機関と検査員は定期的に研修や技能確認を行っています。
実際に何をするかというと、写真のように予め作成された玄米のサンプルを玄米鑑定用の皿に入れ、その品位を鑑定します。
一口に玄米と言っても、その品種や生育過程、保管状態によってさまざまな見え方があります。
それらを正確に判別する技術を確認します。
農家さんが丹精込めて大切に育てたお米なので、その品位を正しく判定することは農家さんに対する礼儀だと思います。
今年の山口県の稲作は、梅雨明けまで順調にきていましたが、8月の長雨で日照不足が心配されています。
早く良い天気に恵まれて、今年も出来の良いお米がたくさん見られることを願っています。