山口市阿東地区は、標高約300mの高冷地。
市内の中心地でも時々積雪のある山口市ですが、阿東地区は雪の降り方が全く別世界です。
今年は既に何度か寒波に覆われ、阿東地区では「ここどこ?」というくらいに真っ白になっていました。
この積もった雪が春先に雪解け水となって山々に溶け込み、それが清流となって流れ出します。
この山々から流れくる綺麗な水と昼夜の寒暖差こそが、阿東のお米がおいしい理由だと言われています。
もちろんそれだけではなく、生産者の皆様の育て方ひとつでお米のできも大きく変わります。
みずほ米「維新の一粒(特別栽培米阿東産コシヒカリ)」の栽培に取り組んでいただいている”あとうみずほ会”の皆様は米づくりのプロ集団です。
それでも、近年の異常気象や思わぬ害虫被害に頭を悩まされています。
毎年この時期になると、JA・農林事務所・生産者・瑞穂糧穀が一堂に会し、米づくりについて協議するのですが、今年は予定日に思わぬ積雪があり延期となってしまいました。
雪が降りすぎるのも考えものですね(汗